(「塁」は砦(とりで)) 敵の砦のすぐ近くまで肉薄することをいう。名人や巨匠といわれている第一級の人物と、肩を並べられるほどに上達することにたとえる。
〔出〕春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)
〔会〕「営業部長より定期報告です」「皆さん、かねてからわが社が力を注いでおりました粉末ジュース・ハイアワワの売り上げが、広告キャンペーンの成功により躍進的に伸び、ライバルの製菓会社のブクブクゴックンの塁を摩す勢いであります」