夜半に吹く嵐のことで、ほんのしばらくのあいだに、思いも掛けぬことが起こることをいう。
〔類〕無常の嵐/無常の風
〔出〕親鸞上人絵詞伝(しんらんしょうにんえことばでん)
〔会〕「3カ月の単身赴任のあいだに女房が男つくっちゃって、離婚してくれって言うんだよ。人生、夜半(よわ)に嵐(あらし)ありだな」「おまえ、何か明るいなあ」「じつはおれも愛人ができた」