油断することは自分にとって、どんな敵よりも恐ろしい相手であることをいう。わずかの油断が、失敗や破滅のきっかけとなるのだから、最大の敵は油断ということになる。
〔類〕蟻(あり)の穴から堤の崩れ/油断は怪我(けが)の基/まだ早いが遅くなる
〔出〕浮世草子(うきよぞうし)・庭訓染匂車(ていきんぞめにおいぐるま)
〔会〕「聞いて、聞いて。わたし、ダイエットして1週間で3キロやせたのよ」「経験からアドバイスすると、これからが問題よ。気が緩んで、つい食べ過ぎちゃうから」「油断大敵ってわけね」