物事が思わしい方向にゆかなくなると、えてして正常な判断がつかなくなることをいう。
〔類〕知恵も背中へ回った
〔出〕歌謡(かよう)・松の葉(まつのは)
〔会〕「小林君が、あんなインチキ商売にひっかかるなんて、ちょっと考えられないな」「話によると、弟の借金を背負って、相当お金に困ってたらしい」「そんな状況では、知恵の鏡も曇るんだな」