抱えている薪で火事を消し止めようとしても、できぬ相談で、災害を食い止めようとして、かえって災害を大きくしてしまうことにたとえる。
〔類〕逆効果
〔出〕戦国策(せんごくさく)
〔会〕「たいへんだ。酒場でけんかだ」「よし、おれが仲裁してやる」「だめだめ、おまえは行くな。薪(たきぎ)を抱(いだ)きて火を救うようなもんだ」「そんなことないって」「じゃ、その木刀は置いていけよ」