名利を求めずに、貧窮の生活のなかに楽しみを見いだすことで、清貧に甘んずる境地をいう。
〔類〕悠々自適
〔出〕狂歌(きょうか)・後撰夷曲集(ごせんいきょくしゅう)
〔会〕「あのままお父さんの会社を継いでいれば、今ごろは」「好きな絵を描いて暮らしたくてね。食わず貧楽高枕(ひんらくたかまくら)さ。女房と2人、それなりに幸せだよ」