(「送る」は報いるの意) 両親から受けた恩義は、わが子を育てることで繕う。今は亡い親の恩に報いる最大の供養は、自分の子供をりっぱに育てることである。
〔類〕親の思いは子に送る/親の恩は次第送り
〔会〕「社長、いよいよ息子さんも一人前。後継者もできたし、わが社も安泰ですね」「うん、親の恩は子で送るというから、せがれには父から教えられた帝王学を、私なりに授けたつもりだ」