あわてず悠々としていて落ち着いているようす。物事に動じないさま。「泰然」は、ゆったりとしたようす。「自若」は、変わったことが起きても落ち着いて動じないことをいう。
〔例〕「彼は、危急のときにも泰然自若としていて、とても頼りになる男です」とか、「きみの運転ぶりは泰然自若としていてけっこうだが、もう少し気も使ってくれないかなあ。おっかなくて乗っていられないよ」などと使ったりする。
〔類〕神色自若(しんしょくじじゃく)/神色泰然(しんしょくたいぜん)
――「神色」は、心と顔色のこと。