樹木で、中心からはずれている枝葉や、末のほうにある節のことという意味から、転じて、本質からはずれたこまごまとした重要でない事柄や、どうでもよい、大事でないことをたとえていう。
〔例〕「服装や髪形のことを、必要以上に校則でしばるのは、教育にとっては枝葉末節なことです。教育にとって大切なことは、豊かな人間性を養いはぐくむことではないでしょうか。その点を忘れた教育者は、真の教育者とはいえないと思います」というように使う。
〔類〕枝葉末端(しようまったん)