10のうち9分が死で、助かる確率は1分しかないような状態をいったり、非常に危険な状態からやっとの思いで助かること、絶体絶命の状態から脱出することをいう。また、死ぬほどの危険な目に遭うことにもいう。
〔例〕「今朝の脱線事故、いつもわたしが乗る電車だったのよ。たまたま定期券を忘れて取りに帰ったからよかったものの、駅で事故があったのを知ったとき、びっくりしたわ。九死一生を得たわけね」などと使う。
〔類〕十死一生(じっしいっしょう)